工房茶助

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お米ができるまで

工房茶助はIターン兼業農家です。手植え、手刈りから始まり徐々に中古機械化が進み、田んぼも3町歩を越えました。

農薬は除草剤1回のみを基本にしてやっています。
また、常に0~2℃に維持されている「雪むろ」貯蔵ですので、年間通じておいしいお米をお届けできます。

 

魚沼産コシヒカリの収穫まで

3~4月

【雪かき】
まずは苗を作る場所の雪どかしから。3月終わりはまだ雪深い!
深すぎ…。まだ3m以上ある。バックホーはレンタル。

 

雪かき

 

【ハウス建て】
地面がしっかり出たらビニールハウスを建てよう。
水路も出して水も確保しよう。

 

ハウス建て

 

【苗箱土入れ】
平らにしないと撒きムラができます。
・このモミが約10トンの米になる!
モミは温湯消毒し、芽出したものを購入。

 

苗箱土入れ

 

【スジ撒き】(稲の種まき)
水をたっぷりかけて種を撒き土をかぶせる
一人じゃできない。

 

スジ撒き

 

【苗箱を並べる】
天気がいいと中はもう暑い!35~40日で田んぼへ

 

苗箱を並べる

 

5月

5月

 

・田んぼが出たらまずは水周りの確認、手入れ。
山間地の田んぼに多い土側溝の【泥上げ】は最大の難儀仕事。
全部で1㎞以上。時間もないしへこたれるのでひとまずひどいところだけ。

 

元肥

 

【基肥撒き】
美味しくなるための有機資材をなるべく入れるようにしています。
年によって違いますが全部で2000kgほどを撒くことが多いです。
一気にやり過ぎると股関節に来ます。

 

田打ち

 

【田打ち(田起こし)】
3~4.5mもの積雪でガチガチになった地面をほぐす。
ぬかるところは掘り過ぎないように。角端までしっかりと。

 

代かき

 

【代かき】
苗を植え易いように田んぼをトロトロにすることを「代かき」と言います。
(…更なる説明はもとめないように。)
丁度良く水を入れないときれいに代をかけません。
 

 

 

【プール苗】
芽が出揃ったら水を溜めます。(写真はもう後半。水を足しているところ)
以前2度上手くいかず、このようなプール栽培にしたら良くなりました。
周りが雪壁で寒すぎたのでしょう。
「苗半作」と言われるように苗が良くないといい稲が育ちません。
失敗すると収量ガタ落ち。ここは実は何気に死活問題。

 

<5月末~6月>

【田植え】
遠くの目標を見据え、真っ直ぐにね。よそ見するとすぐにクニャり。

 

田植え

 

<6月以降>

【苗箱洗い】
苗箱を洗ってしまう。2018年は約600枚。

 

苗箱洗い

 

植え直し

 

【植え直し】
機械できれいに植えられない角や欠株になっている所を手で植える。
このさみしいような苗も立派な稲になります。

 

除草剤

 

【除草剤撒き】
田んぼの雑草が取り切れず収量が半分以下になったりするので除草剤を一回撒いています(挨拶している写真ではありません)。
それでも水生生物はたくさん。
農薬も改善されてきているのでしょう。除草剤が効くように全ての田んぼに水を一杯張るのが意外に難しい。

 

 

 

【水管理】
ここから中干しまでの水管理は地味だけどとても大事な仕事。
地味すぎて写真無し(笑)。日照りで水が来なければポンプアップ。

 

 

【草刈り】
田植えが終われば草刈りが始まります。もう、ずっと刈り放題。
稲刈り間際まで3回前後。カメ虫予防、景観・風通しを良くする、アゼを歩き易くするためです。田んぼが増えると何よりこれが難題になります。

減反部分もきれいにするのが基本。それだけでも2日ではとても刈りきれない。

 

抑草シート

 

【抑草シート】
急すぎる斜面や水が差して滑る斜面には少し(?)ずつシートを貼っている。風にあおられては貼り直しています。
楽になった、草刈り作業としては。ちょっと苦しくなった、家計としては…。

 

追肥

 

【追肥】
食味upのためや、茎をしっかりさせるため、穂をしっかり実らせるため、追肥をします。3回。

 

 

【 中干し・溝切り】
根をしっかり張らせるため、コンバインが入れるよう土を乾かすため、干した後水を田んぼ全体に回しやすくするため、機械で溝を作ります。
終わるとぐったり。雨ばかりだとあとでもう1回。

 

9月終わり

【稲刈り準備】
・コンバインを運ぶためのキャリアーを用意。
これをトラクターにつけて運びます。お、重い…。

・モミ殻などを排出するための準備。




・モミを運ぶコンテナの設置。

 

キャリアカー
コンテナ設置

 

【稲刈り】
初めに入口や角を手で刈ります。
稲が転ばず、田んぼがよく乾いていればコンバインの操作は難しくありません。田んぼがぬかっていると厄介なことになりますが…。台風にヒヤヒヤする時期です。

 

 

【モミ運搬】
コンバインのモミタンクがいっぱいになったら軽トラのコンテナに移して乾燥機へ。

 

もみ

 

<稲刈り後>

籾ます

 

【乾燥】
モミを15%前後に乾燥させて2階(もどきの)モミますに上げる。
※あまりに狭くて違う小屋に移りました。

 

籾摺り包装

 

【モミすり】
モミますから落としたモミの殻を機械で剥き、玄米に。
選別計量機を通して袋詰め。2018年度産は30kg×500袋強。
 

 

 

【モミ撒き】
大量に出るモミ殻。田んぼに撒いたり畑に使ったり。

 

掃除

 

【道路掃除】
コンバインの通った後はスコップとほうきで掃除

 

水路直し

 

【秋の水路直し】
春にやりきれなかった水周りの修理。

 

砕石

 

【田んぼ直し】
ぬかる所に川砂を入れたり、乗り入れ口に砕石敷いたり。
手をかけないと痛むばかり。

 

 

【機械整備】
泥々機械を掃除、オイル交換、グリスアップなどの整備をして格納。
トラクターや田植え機も同じく。

 

茶助みそができるまで

みそは生きているので呼吸します。二次発酵を防ぐ為購入後は冷蔵庫で保管してください。

2009年の大豆の国内自給率はわずか6%。最大の輸入先であるアメリカでは遺伝子組み換え大豆の生産が80%にも及んでいます。大豆畑のためにアマゾンの広大な森と先住民族の人たちの生活が破壊されているという事実もあります。地元の大豆とお米。それと国産塩だけを使いました。安心できるものをお届けします。

 

茶助みその製造工程

まずは麹づくり。
自作の魚沼産コシヒカリを精米し、研いで蒸す。

蒸しあがったお米を取り出し、台に移して粗熱を取る。

 


 

 

不純物を取り除く。
米10kgに対し麹菌10gをまんべんなく混ぜる。

その蒸米を発酵器に入れる。
発酵の進行に伴い三回麹を混ぜる。

ほどよい発酵まで2昼夜。

 

地場産の大豆を使用。まずは選別作業。
ひび割れ、虫食い、未熟大豆を取り除く。

米10kgに対して大豆10kg。

大豆を水洗い。水が澄むまで5回程。

一晩水につけた大豆を1.25気圧で25分程度ゆでる。

ゆでた大豆をチョッパー(破砕機)に入れる。
すりつぶされた大豆がうどんのように出てくる。

 

 

 

入れるときはへらで押し込むように。麹をほぐしながら混合機に入れ、塩を加える。

米10kgに国産塩4.7kgを使用。塩分は出来上がり量の13%。
そこへすりつぶした大豆を加え混合する。

混ぜあがった味噌を樽に詰める。
空気が入らないように注意。

 

重しに約6kgの塩を載せ、フタをして貯蔵庫へ。
半年後に天地替えを行う。
使用後の機械洗いが作業の締め。

食べごろになるのは一年後。
どうぞお召し上がりください。