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稲の中では穂が上がってき始めました。
そんな時に撒くのが穂肥。穂のための肥え。
一反に20㎏前後撒きます。前後と書いたのは、田んぼによって調整しているからです。
今回撒いたのは700㎏ほど。
同時に水管理。
穂がみずみずしく育つには水が必要。
良く乾いた田んぼから水を溜めていきます。
とは言っても、入れたいときに水が来るとは限らず、エンジンポンプ4台も利用して川から強制的に潤していきます。
最近、雨が降らない。そして暑い。稲は喜んでいることでしょう。
この間、丘の上の田んぼで妙な匂いが漂ってきました。
むむむ、これは!この匂いは猪では…。
穂が出る頃になると侵入してくる猪。
ひどい目に会うので、ここ数年電気柵を張り巡らせています。
効果ある電気柵。でも実は、設置と管理が厄介なのです。
柵に草が付くと漏電するらしく、そうならないように頻繁に草刈りをしなくてはなりません。
雑草どもはとにかくガンガン伸びるので手間が足りず、どうしようかなぁ、と悩んでいるときに朗報!
猪にはヒトデが効く!とのことで、獣害対策に詳しい方に一匹いただきました。
エキスを作って試してみてくれ、と。
①先ずはヒトデを水に入れ、2週間漬け込む。

②それを加工した容器に入れ、通り道と思われるところに設置する。

こんなのもありかと。

強烈な臭い!
これは恐ろしく鼻の利く猪にはキツイはず。
しかし、よくこんな物が獣除けになると気付いたものですね!
全部で9カ所に設置。
効きますように!
また、結果報告しますね。
庭のアジサイが満開。

惜しむらくは、道路側・家側からは見えないこと。
朝陽のあたる裏側に廻り込まないと良く見えない。
うちらは犬の散歩でよく見ておりますが、2人だけで楽しむには少々勿体ない感じ。
さて、2回目の草刈り頑張ろう!(←カラ元気)
2023-07-29 21:57:19
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農繁期と言うと、田植えや稲刈りをイメージする方が多いと思います。
もちろんそれは間違いではありません。
でも、一番根気が要り一人で乗り切るのが難しいのが6~7月の今。
以前にも書いてきていることではありますが、現状報告で書かせてもらいますね。
嘆き系、悪しからず。
①草刈り

近年、かなりの部分を人にお願いしていました。
今年は森林組合の勤めを減らしたので何とか自分でやろうと考えていたのですが、諦めました。
もはや田んぼ脇の雑草が稲を覆い始めている!
やむを得ず同僚にバイトをお願いしています。1回目がまだ終わりませんが、もうすぐ2回目が始まりそうです(泣)。
②追肥

反当り30㎏の追肥をします。ケイ酸分やミネラル分です。ケイ酸分は窒素分の吸収を高め株分かれを促進して収量を上げ、茎を丈夫にして倒れにくくします。ミネラル分は味を良くします。ここら辺のうたい文句はバケツ苗実験で確かに実証されて外し難い肥料となりました。機械と併せて30㎏以上背負って畦を歩き回ります。2日で1tを撒きました。股関節が弱ります。
③溝切り

秋にコンバインがヌカらぬよう、根が良く張るよう、日照りの時に水を全体にまわせられるよう。田んぼに水を切ります。
切った後は溝をきちんとつないで排水口につなげます。明日で終わらす予定。
④泥上げ

上側から水が差す田んぼが多くありまして、そのままだと田んぼが乾かないので田んぼより下がるように溝を掘り、排水口につなげます。泥上げ、これが百姓最強の労働。本当に弱ります。しかも毎年必要なところが厳しい。平場のお百姓さんには関係ありませんが、山間地あるあるです。そしてそういう所を沢山持っていて、総長1㎞程になります。明日明後日で終わると良いな。終わると本当にホッとします。
さて、市井とまと。
毎日朝晩、山を走り回っております。

身体も随分しっかりしてきました。
連れ合いにはかなり慣れました。

自分には…、距離あり。
病院でケージから無理矢理引っ張り出したり、軽トラに乗せて散歩に行かせようとしたら怖がって震えておしっこしちゃったり等、嫌なことをする人と思われてしまっているよう。
ただでさえ引きこもりで警戒心が強いから、改善するまでには相当時間がかかりそう。
散歩で楽しそうにして、棒投げとかして遊んでいても、近くまでは来ない。
ケージの中では撫でさせてくれるけれど。
いろいろ手間がかかる難しい子。
でも可愛い。1年くらいしたら寄って来てくれないかなあ。
2023-07-06 20:45:29
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