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文茶助 2025.4月号
(月1回更新の近況報告です)
【2025年産のお米】
これから作る2025年産米の販売分215俵前後(約13t)の予約が既にいっぱいになってしまいました。
年間先払いのお客様、定期のお客様、長い間頻繁にご注文頂いているお客様、早くからご予約を入れてくださった方を優先とし、ホームページでのリピーターさん全員分を確保することはできませんでした。希望してくださる皆さんにお届けしたいのですが、どこかで線を引かねばならないのがとても心苦しいです。
郵便局のカタログ販売から撤退し、余裕があると思いましたが足りませんでした。
今後、田んぼを減らすことがあっても増やすことはないと思います。お子さんの成長とともに消費量が増えるものに関してはなるべく調整していきたいと思いますが、新たなご紹介は受けられない状況です。
この冬の最大積雪量は4.4m
あと問題は収量ですね。不作の場合、最後に少し足りなくなることもあり得ることをご承知おきください。そして豊作と、自然災害がないことを共に願ってくださいませ。
【政府の言い分】
新聞見出し「米輸出2030に8倍目 標」滑稽で笑ってしまう。国内にも行き渡っていないのに。その前に日本の人口2倍計画が必要でしょう。
地上から7mの軒先も雪に埋もれます。そうならないように雪をどかします(2度目は重機で)。ここは雪囲いをするのを忘れていて焦りました。雪がガラスを押していて割れる寸前。慌てて雪囲いを入れた図。
「生産コストを60kgあたり11350円から9500円まで減らすことで安価な海外産に対抗する」とある本文にまた笑ってしまう。コスト上がる一方の中でどうやって成し遂げられるのか?消費税を無くしても追いつかない。個別所得補償もなくした今の政権が何を言っているのか。勝手でお粗末すぎる言いぐさに呆れるしかない。
雪があるうちに壁や屋根の塗装。専用に作った台が活躍。
2025-05-07 21:31:24
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文茶助
2025. 3月号
(月1回更新の近況報告です)
【名誉ある賞】
「第3回米食味コンテスト2024in魚沼」で金賞を頂きました。
昨年は食味審査まで行って優秀金賞。
今年は僕が一番美味しいと感じている田んぼから出品してみましたが、そこのお米は以前から食味計の数値はあまり高くなく食味審査まで至りませんでした。食味計と実際の感想は必ずしも一致しないのです。
知らない人たちから客観的な評価を得られることも価値はありますが、
一番気になるのはいつも食べてくださる皆さんの感想です。
去年撤退した郵便局のカタログ販売では斑点米のクレームが数件ありました。
それ以外では友人知人を通じたツテでの広がりのせいか、公に販売を初めて18年、
直接やりとりしているお客様からの否定的なご意見はゼロです。
言いたいことが言えずに注文をされなくなった方はいたかもしれません(笑)。
たまにやってしまうこちらの忘れやミスにも寛大でいてくださり救われます。
美味しいと伝えてくれる方が多いこと、長きに渡り常連さんとしてうちのお米を食べ続けてくださっていること、
その常連さんからご紹介いただいた方々もすぐにリピーターになってくださっていること、
僕にはそれこそがこの上ない名誉ある賞です。
【お米値上げ】
皆さんに感謝をする文面を書いた矢先に恐縮なのですが、
昨年春にお伝えしましたように(「文茶助」2024.4・5月号)この4月からお米
の値上げをさせていただきます。
今の値段は2013年8月(消費税5%の頃)に設定しました。
全く国民のためにならない増税に便乗したくなかったのと、
何より特別高価なお米としてではなくお子さんのいる家族でも何とか手を出せる値段で出したいという思いがあり、
値段据え置きでここまで来ました。
送料もどんどん上がりこちらの値上げもしにくくなりました。
ですが、一昨年のあらゆるものの値上げ。確定申告の計算をしていて理想だけでは続かないと悟りました。
なるべく上げ幅を抑えるよう1年間努力をすることとしました。
たくさんサンプルを配りました。配っていただいた皆さん、本当にありがとうございました。
お陰様で常連様も増えました。直接売れるお米が増える分、値上げ幅は抑えられます。
現在の異様な米の値上がりは全く考えていませんでした。
これまでが安過ぎたとはいえ、在庫不足を盾にしたこの状況は不穏ないやらしさを覚えます。
今回のうちの値上げはたまたまこの時期の予定で、
こちらの継続的な経済状況に合わせたものであることをご理解ください。
1割強の値上げとなります。
白米1㎏580円→650円(玄米は630円)
(5㎏3250円10㎏6500円)
玄米20㎏一袋9000円→10000円
玄米30㎏一袋13000円→14500円
このご時世、経済的に厳しいこともおありかとは思いますが、ご了承いただけますようお願い申し上げます。
尚、ご予約いただいているお客様でキャンセルされたい方は遠慮なくお知らせください。
2025-03-26 20:08:19
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明らかに今更ですが
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
お米、予約以外完売になっちゃってますけど。
新米は9月下旬からの販売になります。
まだ種すらさわっていないですけど。
今のところ多い時で積雪2.6m。


これから家の横に廻って飛ばします。
地面からの雪が屋根に着かないように。
米倉庫兼車庫が傾かないように。
今の明かりが取れるように。
大寒に入ったというのに雪が落ち着いています。
少し暖かくなると雪崩が出てきます。

除雪ドーザーですぐに処理。

除雪仕事がない時は犬の朝散歩。

朝焼けきれい。

広い庭(のようなもの)。
おもちゃは穴の開いた靴下。
1時間以上遊びます。贅沢。
Q. 雪国農家、冬何してる?
田畑は雪の下ですので外作業はできません。ハウス栽培も豪雪すぎて無理があります。雪ゆえの仕事、除雪やスキー場などに勤める人が多いです。自分も除雪ドーザーの運転手をして19年目。雪下ろしや排雪作業などもします。
農業に関しては事務的な仕事をしています。
A,1 生産量からの田んぼごとのデータ化
コンバインの籾タンクから計算して田んぼごとに収量を出しています。そこから次年度の肥料の量を調整します。田んぼごとに栄養不良にならぬよう、転ばぬよう。とは言え、去年の蒸し暑さは全てのデータを無にし見事に稲を転ばしてくれましたけど。来年度の肥料は既に注文しました。やや控えめに。
量だけでなく、ヌカる所のチェックや病気や虫の出具合、畦の直すべき所などのメモをまとめ、来年の作業の参考にします。
毎年思い描くイメージはあくまでも健康な転ばぬ稲、美味しいお米豊作!
A.2 賃貸契約
田んぼは全て借りています。大家さんは11人。契約更新などを随時行います。今度から直接現物年貢のやりとりはダメで、農林公社にお金を入れてそこから貸主に振り込みするというお触れが出ました。迷惑極まりない話!
ただし6月までに再契約をすればその相対契約は維持されるとのこと。
仕方ないので全員と賃貸の再契約をしました。思いきり長期間にして。全くの無駄仕事。面倒な事務手続きをやれない人は国の言いなりになるしかない。
「農林公社は天下り先でそこでの役割を無理やり作ろうとしてるのでは?」と勘ぐってしまいます。
A.3 田んぼの役員仕事
山の中では中山間地と指定された区域があり、そこに助成金が出ます。そのためには地域の組織を作らねばならず、その代表を10年しています。毎年の耕作者変更の手続き、提出書類の作成等それなりに厄介で、冬にまとめて行うことが多いです。
国の方針がコロコロと変わり振り回されます。今回は「他地域とのネットワークをしなければ10割の補助金は出さないよ」とか言ってきました。連携しても人が居なきゃ話にならないのに。先ずは農家を増やすための行動をすべきなのに。
農家はもはや票田にならないから本気で育てるつもりはないのかもしれません。
国民が米不足で困っていても備蓄米は出さない、一方で輸出しているような国ですし。
なんて書いてたら、ようやく備蓄米出しましたね。去年のうちに出せばよいのに。そしたらここまでの高騰もなかったろうに。
A.4 確定申告
去年から経費の高さにおののいています。
そして…、今年は米不足のあおりで異常なほどの注文の前倒し。
3日間で100件を超えた郵便局のカタログからは撤退。
ホームページからも新規のお客様がいつになくたくさん。
そんな状態で、売り上げが極端に2024年に偏り、収入が1000万円を超えてしまうかもしれないという思わぬ事態が発生しました。
なぜ経費を引いた額への消費税課税ではないんだ!?
少しずつ売って大きな儲けでもなく、何とか頑張っているというのに消費税まで取られるのか!?
行ったり来たりするだけでプラマイゼロの送料まで計上させるから!
と憤りで心が満杯。
結論としては助成金関係は消費税のための計算からは除外されるということが分かり難を逃れました。
去年はいつもはない肥料高騰への補助や高温障害への補助金が出て、中山間地の交付金と併せると思わぬ額となっていたのでした。
昨年の春に宣言しましたこの4月からの値上げ。
それも考えなきゃならないかと焦りました。
すっかり脱線しました。
要するに、農業に関しては冬は事務仕事と出荷をしています、という話なのでした。
そう書けば1行なのでした。
雪次第で少しは時間ができるので、ソーセージ作り。

ひき肉買って来るよりブロックからひき肉にしてすぐ作った方が美味しいに違いない!

美味しそうでしょ。
でも、ダメでした。
出口が小さくてスジとかですぐ目詰まりしてしまふ。
そうすると、ミンサーの中で練り上げられてしまう。
粗びき感が無くなるだけでなく、練り上げる時の熱が悪さをするらしくボソボソした感じが出てしまうのでありました。
まぁ、買ってきたのよりは良いんだけど、やはりイマイチの1.5㎏分のソーセージ。
せっかく寒い場所でやったんだけどなぁ。
一番最初が一番美味しかったのはビギナーズラック?
その後4回納得いかず。
でも次は勝算あり!
おまけ
2025-01-28 11:35:21
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12/7から本格的に降り始めた雪は約2週間断続的に降り続き、積雪は1mとなりました。
それでもドカ雪はないので、除雪車も楽です。

ほぼ毎日のように出動しています。
今日明日は久々の休み。
溜まった事務仕事をこなさねば。
来年の肥料設計や中山間地の田んぼの役員の仕事など。
新しいカレンダーに定期出荷の予定を書くのはとても大事な仕事です。

除雪車格納庫の雪下ろしも2回目です。
県内ではほかにまだそういう所はなさそう。
県外でもないか…。

こんもりした雪の下にはこの秋集めた来年の薪。
去年集めた原木をはこの冬用に処理したかったけれど少し残ってしまいました。
しっかりシート掛けたから春にこなそう(←あやしい)。
明日の晩からから大雪みたいなので、午前中は集落のばーちゃんから頼まれた杉の枝打ちでもしてこよう。
今年の魚沼食味コンテストは金賞でした。
うちで一番美味しいと感じている所の米は機械での数値があまり高くなくて、最終の食味審査までいけませんでした。
去年は二番目に美味しいと感じている辺りのお米で、食味審査までいき優秀金賞(2等賞)でした。
機械の数字に現れない美味しさがあります。自分はそう実感しています。
去年、客観的にも美味しさの評価は得られたわけだし、
何よりお客様からは「美味しい」という声が届いているので満足。
もちろん、これまでの美味しいを超えようと思って毎年作っております。
お米、好調過ぎる売れ行きです。
ありがとうございます。
おまけ

健康第一。
2024-12-20 18:36:41
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