工房茶助

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2025.5.7「文茶5月号」

文茶助 2025. 5月号 (月一回更新の近況報告です)
【残雪】
 今年は雪がたくさん降った上に暖かくなるのが遅く、4/27時点で田んぼの上に1.5m近くの雪が残っています。GWに田んぼ作業はできません。大工仕事や塗装をしようかな。勤めの排雪作業も長引いて、待ち望んでいる春休みは短くなりそうです。

【福山見本市】
 見本市2025 。今年3回目の個人(Ⅰターン夫婦)発案のイベント。福山に何らかの関わりを持つお店が出店、福山産米粉のピザ(その場でレンガの窯で焼く)や餅米で和菓子、白炭など、小さいイベントながら上質なものが並びます。うちはかーちゃんが作った小物や味噌を販売。味噌はいつでもよく売れます。米は完売で出せずに残念。去年は350人、今年も同じくらいの来場者。自分は交通誘導員。知り合いに声を掛けられてもすぐに顔と名前が一致せずに戸惑うこと数回。そういうことが増える年頃でございます。
見本市2025

【お米作り始動】
 恒例の重機で雪をどかしてからの苗作り。雪どかしは今までの最長で10時間。あまりに雪が多く、種蒔きを一週間遅らせました。今年の予約を満たすためには7.55俵/反獲れないといけません。大量に買ってくださるお客様にはお願いしてご予約量を減らしていただいたりしています。田んぼの地主さんにも今度の年貢を減らしてもらうようお願いしてまわりました。ちなみに去年の収量は7.78俵/反、一昨年は7.51俵/反。つまり今年の目標は微妙なところ。今年はスタートが遅れて既にマイナスポイント。これからの天気周りが順当であることを願うしかありません。人間の力でできるところは出来るだけ頑張りますが…。
2025雪どかし

2025雪上桜
2025雪上桜 Photo:T・Hatano
集落内、近くのキャンプ場の雪上桜。近年はよくメディアに取り上げられ、今年も期間中の観光客三千四百人。

スジ干し
スジ干し 蒔く前のモミを乾かしている図(全部の3割弱)。これが4トンの米になるのは驚きです。

おまけ
とまと雪上 華5月号

2025-05-07 21:35:44

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2025.4.6「文茶助4月号」

文茶助 2025.4月号
(月1回更新の近況報告です)

【2025年産のお米】
これから作る2025年産米の販売分215俵前後(約13t)の予約が既にいっぱいになってしまいました。
年間先払いのお客様、定期のお客様、長い間頻繁にご注文頂いているお客様、早くからご予約を入れてくださった方を優先とし、ホームページでのリピーターさん全員分を確保することはできませんでした。希望してくださる皆さんにお届けしたいのですが、どこかで線を引かねばならないのがとても心苦しいです。
郵便局のカタログ販売から撤退し、余裕があると思いましたが足りませんでした。

 
今後、田んぼを減らすことがあっても増やすことはないと思います。お子さんの成長とともに消費量が増えるものに関してはなるべく調整していきたいと思いますが、新たなご紹介は受けられない状況です。
 
この冬の最大積雪量は4.4m
 
あと問題は収量ですね。不作の場合、最後に少し足りなくなることもあり得ることをご承知おきください。そして豊作と、自然災害がないことを共に願ってくださいませ。

【政府の言い分】
新聞見出し「米輸出2030に8倍目 標」滑稽で笑ってしまう。国内にも行き渡っていないのに。その前に日本の人口2倍計画が必要でしょう。
 
地上から7mの軒先も雪に埋もれます。そうならないように雪をどかします(2度目は重機で)。ここは雪囲いをするのを忘れていて焦りました。雪がガラスを押していて割れる寸前。慌てて雪囲いを入れた図。
 
「生産コストを60kgあたり11350円から9500円まで減らすことで安価な海外産に対抗する」とある本文にまた笑ってしまう。コスト上がる一方の中でどうやって成し遂げられるのか?消費税を無くしても追いつかない。個別所得補償もなくした今の政権が何を言っているのか。勝手でお粗末すぎる言いぐさに呆れるしかない。

雪があるうちに壁や屋根の塗装。専用に作った台が活躍。
屋根塗装①
屋根塗装②
屋根塗装③

2025-05-07 21:31:24

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2025.3.26「文茶助3月号」

文茶助
2025. 3月号 (月1回更新の近況報告です) 

【名誉ある賞】
「第3回米食味コンテスト2024in魚沼」で金賞を頂きました。
昨年は食味審査まで行って優秀金賞。
今年は僕が一番美味しいと感じている田んぼから出品してみましたが、そこのお米は以前から食味計の数値はあまり高くなく食味審査まで至りませんでした。食味計と実際の感想は必ずしも一致しないのです。

 知らない人たちから客観的な評価を得られることも価値はありますが、
一番気になるのはいつも食べてくださる皆さんの感想です。
去年撤退した郵便局のカタログ販売では斑点米のクレームが数件ありました。
それ以外では友人知人を通じたツテでの広がりのせいか、公に販売を初めて18年、
直接やりとりしているお客様からの否定的なご意見はゼロです。
言いたいことが言えずに注文をされなくなった方はいたかもしれません(笑)。
たまにやってしまうこちらの忘れやミスにも寛大でいてくださり救われます。
 美味しいと伝えてくれる方が多いこと、長きに渡り常連さんとしてうちのお米を食べ続けてくださっていること、
その常連さんからご紹介いただいた方々もすぐにリピーターになってくださっていること、
僕にはそれこそがこの上ない名誉ある賞です。

朝焼け
 
【お米値上げ】
 皆さんに感謝をする文面を書いた矢先に恐縮なのですが、
昨年春にお伝えしましたように(「文茶助」2024.4・5月号)この4月からお米
の値上げをさせていただきます。
 
   今の値段は2013年8月(消費税5%の頃)に設定しました。
全く国民のためにならない増税に便乗したくなかったのと、
何より特別高価なお米としてではなくお子さんのいる家族でも何とか手を出せる値段で出したいという思いがあり、
値段据え置きでここまで来ました。
送料もどんどん上がりこちらの値上げもしにくくなりました。
ですが、一昨年のあらゆるものの値上げ。確定申告の計算をしていて理想だけでは続かないと悟りました。
なるべく上げ幅を抑えるよう1年間努力をすることとしました。
たくさんサンプルを配りました。配っていただいた皆さん、本当にありがとうございました。
お陰様で常連様も増えました。直接売れるお米が増える分、値上げ幅は抑えられます。
 現在の異様な米の値上がりは全く考えていませんでした。
これまでが安過ぎたとはいえ、在庫不足を盾にしたこの状況は不穏ないやらしさを覚えます。
今回のうちの値上げはたまたまこの時期の予定で、
こちらの継続的な経済状況に合わせたものであることをご理解ください。
1割強の値上げとなります。
白米1㎏580円→650円(玄米は630円)
(5㎏3250円10㎏6500円)
玄米20㎏一袋9000円→10000円
玄米30㎏一袋13000円→14500円
このご時世、経済的に厳しいこともおありかとは思いますが、ご了承いただけますようお願い申し上げます。
尚、ご予約いただいているお客様でキャンセルされたい方は遠慮なくお知らせください。

ばあ茶と華

2025-03-26 20:08:19

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2025.3.5ブログ「豪雪地帯」

今季最大で積雪4.4m。
積雪4.4m
ここは道路と反対側。
良く積もりました。

屋根雪と下からの雪がくっ付きます。
くっつく
どかします。
どかして気付く。雪囲いしていなくて雪が窓を押していた。
良かった、割れなくて!
慌てて雪囲い入れた図。
どかした

こういうのを2回もして、さらに雪が降りそうだとなると、手(スノーダンプ)でどかす気力が失せます。

バックホー借りてきた。
バックホー
でも雪のやり場がないと言いますか、
順送りしていくには時間がかかり過ぎてほどほどに。
それでもなんとかしのげたように思います。

3つある車庫や農作業小屋もくっ付きます。
小屋雪
やりがいあります。
各2回ずつ、大きく動かしました。

その他、勤め仕事で雪下ろしが立て続けにありました。

まだ道路除雪もときおりあります。
道路除雪

そうでない日は排雪作業。

まさに豪雪地帯。
とは言え4m超えは珍しくない地域なので、暮らしは普通に成り立ちます。
普段あまり降らない所で降ると大変。
ニュースを見て心配してくださった皆様ありがとうございます。
大丈夫です。
腰痛は出てしまいましたが。

おまけ
孫

2025-03-05 19:14:34

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2025.1.28ブログ「雪国農家の冬は?」

明らかに今更ですが
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
お米、予約以外完売になっちゃってますけど。

新米は9月下旬からの販売になります。
まだ種すらさわっていないですけど。

今のところ多い時で積雪2.6m。
2025雪国
2025投雪機
これから家の横に廻って飛ばします。
地面からの雪が屋根に着かないように。
米倉庫兼車庫が傾かないように。
今の明かりが取れるように。

大寒に入ったというのに雪が落ち着いています。
少し暖かくなると雪崩が出てきます。
2025雪崩
除雪ドーザーですぐに処理。
2025雪崩処理後

除雪仕事がない時は犬の朝散歩。
庭
朝焼けきれい。
庭2
広い庭(のようなもの)。
おもちゃは穴の開いた靴下。
1時間以上遊びます。贅沢。

Q. 雪国農家、冬何してる?
 田畑は雪の下ですので外作業はできません。ハウス栽培も豪雪すぎて無理があります。雪ゆえの仕事、除雪やスキー場などに勤める人が多いです。自分も除雪ドーザーの運転手をして19年目。雪下ろしや排雪作業などもします。
農業に関しては事務的な仕事をしています。

A,1 生産量からの田んぼごとのデータ化
 コンバインの籾タンクから計算して田んぼごとに収量を出しています。そこから次年度の肥料の量を調整します。田んぼごとに栄養不良にならぬよう、転ばぬよう。とは言え、去年の蒸し暑さは全てのデータを無にし見事に稲を転ばしてくれましたけど。来年度の肥料は既に注文しました。やや控えめに。
量だけでなく、ヌカる所のチェックや病気や虫の出具合、畦の直すべき所などのメモをまとめ、来年の作業の参考にします。
毎年思い描くイメージはあくまでも健康な転ばぬ稲、美味しいお米豊作!

A.2 賃貸契約
 田んぼは全て借りています。大家さんは11人。契約更新などを随時行います。今度から直接現物年貢のやりとりはダメで、農林公社にお金を入れてそこから貸主に振り込みするというお触れが出ました。迷惑極まりない話!
ただし6月までに再契約をすればその相対契約は維持されるとのこと。
仕方ないので全員と賃貸の再契約をしました。思いきり長期間にして。全くの無駄仕事。面倒な事務手続きをやれない人は国の言いなりになるしかない。
「農林公社は天下り先でそこでの役割を無理やり作ろうとしてるのでは?」と勘ぐってしまいます。

A.3 田んぼの役員仕事

  山の中では中山間地と指定された区域があり、そこに助成金が出ます。そのためには地域の組織を作らねばならず、その代表を10年しています。毎年の耕作者変更の手続き、提出書類の作成等それなりに厄介で、冬にまとめて行うことが多いです。
 国の方針がコロコロと変わり振り回されます。今回は「他地域とのネットワークをしなければ10割の補助金は出さないよ」とか言ってきました。連携しても人が居なきゃ話にならないのに。先ずは農家を増やすための行動をすべきなのに。
農家はもはや票田にならないから本気で育てるつもりはないのかもしれません。
国民が米不足で困っていても備蓄米は出さない、一方で輸出しているような国ですし。
なんて書いてたら、ようやく備蓄米出しましたね。去年のうちに出せばよいのに。そしたらここまでの高騰もなかったろうに。

A.4 確定申告
 
去年から経費の高さにおののいています。
そして…、今年は米不足のあおりで異常なほどの注文の前倒し。
3日間で100件を超えた郵便局のカタログからは撤退。
ホームページからも新規のお客様がいつになくたくさん。
そんな状態で、売り上げが極端に2024年に偏り、収入が1000万円を超えてしまうかもしれないという思わぬ事態が発生しました。
なぜ経費を引いた額への消費税課税ではないんだ!?
少しずつ売って大きな儲けでもなく、何とか頑張っているというのに消費税まで取られるのか!?
行ったり来たりするだけでプラマイゼロの送料まで計上させるから!
と憤りで心が満杯。

結論としては助成金関係は消費税のための計算からは除外されるということが分かり難を逃れました。
去年はいつもはない肥料高騰への補助や高温障害への補助金が出て、中山間地の交付金と併せると思わぬ額となっていたのでした。

昨年の春に宣言しましたこの4月からの値上げ。
それも考えなきゃならないかと焦りました。

すっかり脱線しました。
要するに、農業に関しては冬は事務仕事と出荷をしています、という話なのでした。
そう書けば1行なのでした。

雪次第で少しは時間ができるので、ソーセージ作り。
ソーセージ
ひき肉買って来るよりブロックからひき肉にしてすぐ作った方が美味しいに違いない!
ソーセージ②
美味しそうでしょ。

でも、ダメでした。

出口が小さくてスジとかですぐ目詰まりしてしまふ。
そうすると、ミンサーの中で練り上げられてしまう。
粗びき感が無くなるだけでなく、練り上げる時の熱が悪さをするらしくボソボソした感じが出てしまうのでありました。
まぁ、買ってきたのよりは良いんだけど、やはりイマイチの1.5㎏分のソーセージ。
せっかく寒い場所でやったんだけどなぁ。

一番最初が一番美味しかったのはビギナーズラック?
その後4回納得いかず。

でも次は勝算あり!

おまけ
手
華とばば茶

2025-01-28 11:35:21

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2024.12.20ブログ「雪国魚沼」

12月雪とまと

12/7から本格的に降り始めた雪は約2週間断続的に降り続き、積雪は1mとなりました。
それでもドカ雪はないので、除雪車も楽です。
2024ドーザー
ほぼ毎日のように出動しています。

今日明日は久々の休み。
溜まった事務仕事をこなさねば。
来年の肥料設計や中山間地の田んぼの役員の仕事など。
新しいカレンダーに定期出荷の予定を書くのはとても大事な仕事です。

2024雪下ろし
除雪車格納庫の雪下ろしも2回目です。
県内ではほかにまだそういう所はなさそう。
県外でもないか…。

2024雪下薪
こんもりした雪の下にはこの秋集めた来年の薪。

去年集めた原木をはこの冬用に処理したかったけれど少し残ってしまいました。
しっかりシート掛けたから春にこなそう(←あやしい)。

明日の晩からから大雪みたいなので、午前中は集落のばーちゃんから頼まれた杉の枝打ちでもしてこよう。

 今年の魚沼食味コンテストは金賞でした。
うちで一番美味しいと感じている所の米は機械での数値があまり高くなくて、最終の食味審査までいけませんでした。
去年は二番目に美味しいと感じている辺りのお米で、食味審査までいき優秀金賞(2等賞)でした。
機械の数字に現れない美味しさがあります。自分はそう実感しています。

去年、客観的にも美味しさの評価は得られたわけだし、
何よりお客様からは「美味しい」という声が届いているので満足。
もちろん、これまでの美味しいを超えようと思って毎年作っております。

お米、好調過ぎる売れ行きです。
ありがとうございます。

おまけ
健康第一
健康第一。

2024-12-20 18:36:41

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2024.1121ブログ「長女結婚式」

お米、最初の一ヶ月で300件のご注文をいただいております。
ありがとうございます。
ご好評頂いております。
ホームページからの初めてのお客様も増え、喜んでおります。
引き続きご利用いただければ幸いです。

毎週にでもブログ更新できたらご覧になられる方も楽しいであろうと思いつつ、
現実は追い付かず、結局、忘れたような頃に更新するという身もふたもないペースとなっております。
毎月「あれ?もう一ヶ月か?」の声。以前は3週間だったのに。

田んぼの方は水路掃除を合計1㎞ほど残しております。
枯葉をたくさん抱え込んでいることでしょう。

薪作りも進行中。地道な作業。
薪作り
山仕事とは別に個人的に頼まれている伐採と枝打ちもあり。

そして初雪。
初雪
優しい控えめな初雪で助かった。
もうちょっと待ってください。
毎年言っているけど。
あ、猪避けの電気柵もそのままだ。
書きながら追いつめられる…。

まぁ、もう少し頑張りましょう。

唐突ですが11/4 長女の結婚式でした。
赤ちゃんが出来て延期されていたもの。
式はもういいんじゃないのかな、と正直思いつつ、出ないわけには行かず、青山へ。
(写真:Aki Satou 他)
結婚式② 主役2人+赤子
結婚式⑦
結婚式④ 次女と私の母
結婚式⑤ 長男と赤子
結婚式⑦ 娘ではなく連れ。
あ~、爺さんになったもんだ。

おまけ
もうすぐ一歳。
一歳前

2024-11-21 19:54:47

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2024.10.17ブログ「これまでで一番手こずった稲刈り」

これまでで一番早く刈り始めた今回の稲刈り。

先月のブログの刈り初めは何ともありませんでしたが、その後…
これまでで一番手こずった稲刈りとなりました。
稲転び①
稲が転んだから。

稲が転ぶと
①泥付き根っこごと稲を刈る
稲転び②
転んだ所は土が乾かず柔らかい。
そして転んだ稲で刈り取り部が見えない。
上過ぎると刈らずに稲を踏んでいく。
下過ぎると泥付き根っこごと刈っていってしまう。
写真で分かります?これが脱穀部分に入ると、ガガガと泥ごと掻きまわされます。
中を掃除しなくてはいけないし、石が混入する原因にもなります。
石は籾摺りの前の粗選機と精米機に付随する石抜き機でほとんど取り除かれますが、100%ではありません。
精米時と梱包時にも気を付けて見ていますが、万が一混入の際は広い心でお許しいただくか、お申し出ください。
ただ、ほとんど食べた後での交換希望は残りの分のkgとしていただきとうございます。

話が逸れました。
ですので、泥付きのものが刈り上がって来たのを見つけ次第コンバインを止め、取り除きます。畦に投げ捨てます。
もう、畦は投げ捨てられた稲だらけです。

②稲が痛む
稲転び③
転び長い間水に浸かると稲と穂が痛みます。
このように茶色くなります。
それらは手鎌で刈り取って捨てます。
コンバインで刈り上がって来たものにも運転席で注視し、見つけ次第コンバインを止めて取って捨てます。

③泥玉が落ちる
稲転び④
コンバインのキャタピラから泥玉が落ちます。
土が良く乾いていないと起こる現象です。
下のような感じで。これは田んぼの外ですが。
稲転び⑤
当然放ってはおけないので、コンバインから降りて取り除きます。

④掃除の手間
稲転び⑥
刈り取り部にも稲や雑草が絡みつきます。
そうすると刈らずに踏んでいくだけの恐ろしい結果に。
取り除けばいいのですが、ギアだらけ突起物だらけで取り除きにくいこと極まれり。
「痛っ!、痛っ!」
と叫びながら取るのであります。
取り切れないのであります。

⑤稲がもったいない
手刈りで捨てたり、コンバインに詰まって捨てたり、人生で最も稲を捨てました。
稲捨て①
稲捨て②
これら、一つの田んぼ、しかも他の畦にもたくさん投げ捨てられている。
切なき。

⑤時間がかかる
このように、いちいちコンバインから降りているのと、そもそもゆっくりしか刈れない状況なのと、
下手をすると手刈りをたくさんしなければいけないので、とても時間がかかります。
何事もなく転んでいなくて土が乾いていれば1時間ちょいで終わる田んぼも6時間かかったりするのでありました。

⑥弱る
刈るのに時間が掛かると、その日の籾摺りの時間が無くなります。
籾摺りをして籾を処理していかないと乾燥機の籾を空けられず稲刈りが出来なくなります。
そうすると朝の3時とか4時とかに起きないといけなくなり、弱ります。

⑦コンバインが傷む
泥を刈ったり、巻き上げたりしていると当然機械も傷みます。
負荷がかかり過ぎてベルとが切れたり。
最後に見つけましたが、刈り取り部が欠けていました。
あちこちのギアの中にも稲が巻き込まれていて取れません。
今年は整備に出そう。
20万以上かかりますが。

しょっぱいことを長々と書いてしまいました。
何故転んでしまったのか?
肥料が多かったわけではありません。
どうやらこの夏の異常な蒸し暑さのせい。
雑草の伸びも半端なかった。
他所様の田んぼも軒並み転んでいた。
詰まるところ温暖化のせいなのだと思います。
毎年のように温暖化の影響を受けています。
猪被害、ゲリラ豪雨、日照り、蒸し暑さ…。
これまでなかったものばかり。
人間の仕業と言えばそれまでですが、実に深刻な事態だと思います。
先ずは熱帯林の破壊を止めるべき。
難しいのは分かっているけれど、このままでは温暖化加速しかない。
熱帯地方は地表が薄く、日本みたいに伐ってもすぐに再生するわけじゃない。
木材用の伐採、牧場、プランテーション、ダム開発…、辞めようよ。
国内で賄おうよ。

温暖化が相手ではなかなか勝ち目はない。


収量は7.78俵/反で悪くありませんでした。
雪むろ2024
雪むろと
丸車庫2024
玄関と家の横の車庫にお米を保管して稲刈りは一区切り。
今年は最後までご注文に応えられる予定でおります。
3週間で200件ほどの出荷がありました。
ありがとうございます。

稲刈り後、田んぼ直し。
ヌカった所に砕石を入れます。
田んぼ直し①
軽トラから遠い。ここは軽トラ2台分。
田んぼ直し②

こちらは上でたくさん稲を捨てた所。
田んぼ直し③
軽トラ4台分入れて、ヌカる所でターンしなくていいように出入り口にする。

スコップ作業はエネルギー要りますね。
ヘトヘトコース。
砕石入れたい所はまだたくさんあるけれど、今年はここまで。

まだ田んぼでやりたいことはあるけれど、山仕事再開。
そして急に秋。
2024秋

そして
とまと
愛犬とまとがカッコいい。←関係ない

おまけ
華2024.10

転んだけど、新米美味しいです。
ご注文お待ちしています。

それでは、また次回、きっと来月m(__)m、お会いしましょう。

2024-10-17 21:32:55

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2024.9.16ブログ「稲刈り始めました。コンバイン故障。」

きれいに実った穂。

2024美稲

14日より稲刈り開始しました。
20234稲刈り
手前の黄色い稲の方を刈っています。
これくらいの転びは問題ありません。

乾燥、籾摺りして、味見。
2024ご飯
美味しいです!
同等には美味しいと思われます。
とりあえず田んぼ3枚目までは。

乾燥機のズレには泣かされています。
仕上がり状態でこんな感じ。
水分ズレ
入れた時など、
乾燥機22.9%、手元の水分計18.5%
違いすぎて困っております。
水分が多いほど美味しいけれども、多過ぎるとモミが残るしカビ易い。
15.5%位が理想ですが、機械がこんな具合だと実に難しい。
マメに水分計で計って調整してます。

今年は湿度が高くて転びまくっている稲。
転んだ稲

無理して刈っていたら、上手く刈れずに詰まって…

ベルト切れた
メインのベルトが切れてしまった。

残念。

明日からしばらくしばらく雨が続くようなので、転んだ田んぼを刈ってしまいたかったけれど仕方なし。

でも良いこともあった。
あ、昨日か。
ずんだ餅
これ何だか分かります?

切ってないと難しいかも。

枝豆
枝豆から作るずんだ餅でした。

さやをもぎ、茹でて、中身を出し、

さらに豆の薄皮をむく。一粒一!

連れに感謝。

朝は畑にあった枝豆が夜にはずんだ餅。

なんという贅沢!

明日から少し山仕事。
その間に雨が終わって、稲刈り再開!なんてことになってほしいな。

出荷始まっています。
お待たせして失礼致しました。

ご注文お待ちしています。

2024-09-16 21:03:19

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2024.9.10ブログ「転んだのはなぜ?」

稲を転ばしてしまいました。
転んだ稲
このままだときちんと実らず、雨も履けずに蒸れて発酵臭がしてくることもあります。
そして、コンバインで刈りにくい、もしくは刈れない。

なので、
「稲起こし」というものをしました。
稲起こし
稲を起こしてワラで結びます。
ただし、これ、途方もない時間がかかります。
そして、刈る前に外しのも手間が掛かります。

なので、
途中から結ばずに稲を反対方向、もしくはそれに近い方向でなるべく立たせるように起こしました。
とは言え、この田んぼだけではないので、特にひどい所に手を入れるのが精いっぱい。
気力的にも。

倒れたのはうちだけではありません。
むしろ少ない方。
うちでひどく倒れたのは水持ち肥料持ちが悪くいつも収量が少ない所で、穂肥追肥を少し多めに撒いた所です。
他の田んぼも少しは倒れていますが、穂の状態としても刈るのにも問題ない範囲です。

で、
なぜこういうことになったかと言いますと、
湿度の問題のようです。
そう予想していましたが、お隣のお米作り名人の話で合致しました。
本当に蒸し暑い夏でした。(まだ暑いですけど。)
気温が高くて水分もたっぷりある状態で稲丈が伸びすぎました。
雑草も同じですごい伸び方でした。
雨も適度に降りました。

いつもなら何日かは日照りのような日が続き、土も乾き丈は止まります。
そして穂に栄養を回す。
今年は穂のために撒いた肥料が丈を延ばすのに使われてしまった感じです。

台風10号が直撃しなかったのは本当に幸いでした。

稲刈りで手間が掛かるのは必至ですが、仕方ありませんね。
29年間で初めて知ったことです。
湿度と稲丈の関係。
温暖化では今後無視できない関係ですね。

草刈りも3回目。全部は出来ないので稲刈りの邪魔になりそうな所優先で。

稲刈り準備を進めています。
14日から刈る予定です。
スムーズに進めば17日頃販売再開できそうです。
注文しようと思ってできなかった皆様、本当に申し訳ありません。
もうしばらくお待ちください。

これは転ぶ前、猪被害。今年もやられてしまいました。
猪被害
刈って集めて捨てます。
猪被害②

忌避剤としてクレゾールせっけん液を薄めたものを吊るしましたが、薄め方が弱かったせいかプラスチックボトルの底に穴が開いてしまい、効果得られず。
クレゾール穴
再設置してからは大丈夫。

ですが他の所も入られ、そちらは電気柵。
2024電気柵

ただし、全く違う方から入られたのでした。
まだ小さい猪のようで被害が少ないのが救い。

毎年悩ましいです。
大雪続いて淘汰されないだろうか。

話変わって山仕事。
伐採して造材(商品の形にする)。
2024造材
これが
2024造材2
こうなります。
合板用、輸出用、燃料チップ用に分けます。
住宅建材用は幾らもありません。需要が。

合板用と輸出用、それぞれ1立方メートル1万円くらいだそうです。
ピンと来ませんよね。
計算してみたところ
直径40センチの4m材で5000円くらいです。
それでも安いんだか高いんだかピンと来ないと思いますけど。

こういう材ばかり出ればそこそこ儲かると思います。
が、そんないい材はなかなか取れないので正直儲からないようです。

さらに話は変わって
飴が泣く
魚沼では飴が融けることを
「飴が泣く」と言うそうです!
騙されているかと思ったけれど、本当みたい。
地元の人には通じる!
でも、ガムは泣かないそうです(笑)。

おまけ
華

2024-09-09 18:26:16

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